画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「野島青茲」は戦前から戦後にかけて活躍した昭和時代の日本画家です。

彼は1915年に旅館を営む両親のもとに生まれました。尋常小学校に通っているときから絵画に対する関心が非常に高く、卒業後に絵を学ぶために上京しました。

16歳の時に松岡映丘画塾に入塾し、さらに上の技術を習得するために東京美術学校に進学し、自らの腕を磨きました。

卒業後には法隆寺金堂壁画模写に参加し、歴史に関する深い教養と高い技術でこの事業に貢献しました。

その後は34歳と36歳の時に日本美術展覧会で2度にわたって特選に選ばれました。

そんな彼が得意としていたのが美人画です。日本古来の美術として知られる大和絵を学んだ彼はその技法を自らの手でアレンジし、独自の作風を確立しています。

野島青茲の代表作の一つである『舞妓の世界』では舞妓が本来持っている妖艶な雰囲気を淡い色合いを中心に用いていくことによって完璧に表現しています。

雰囲気を重視するだけでなく写実性の面でも力を入れており、外面のリアルさと内面からにじみ出る妖艶さを併せ持った1枚になっています。

このように数々の賞を受賞した青茲は、各方面からその将来を期待されていましたが、1971年に急性心不全(心臓麻痺)でこの世から去ってしまいました。

この時彼は56歳であり、あまりの若さで亡くなってしまったという知らせに多くの日本画家ショックを受けました。

「野島青茲」が描いた日本画には1枚につきおよそ50,000円程度の買取金額がついています。

彼は若くして亡くなってしまっており、作品の数もそこまで多くはありませんでした、その見事な技法の数々を駆使して描かれた作品の数々は希少価値が高く、かなりの高額での買取りが期待できます。

『野島青茲』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。