画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「西山英雄」は昭和期を中心に活躍した日本画家です。

彼は1911年5月7日に京都府で生まれました。叔父に大物日本画家である西山翠嶂を持ち、幼少期からそんな叔父から絵を教わっていました。西山翠嶂が創設した画塾である青甲社に入門し、さらに研鑽に励んでいます。

幼いころからある意味で英才教育を受けていた英雄はその後京都市立芸術大学に進学しました。なんと在学中に帝展で初入選を果たしました。

大学を卒業したのちも青甲社に残り、伝統的な技法をさらに研究したうえでの作品作りに従事していきます。この時点では彼の作品には目新しさや斬新さは殆ど見られませんでした。

そんな状況が一変したのは1958年のことです。この年に叔父が亡くなり、青甲社の後継者となるように頼まれました。ここで英雄は熟考したうえでこれを辞退し、塾をやめてしまいました。

それからの彼の作品は足かせを取り払ったかのような自由な作風が印象的です。

特に山などの自然物は伝統技法から一歩かけ離れた、力強く大胆な描写方法を用いているのです。

叔父同様に教育者としての顔も持っており、1954年からは京都学芸大学の教授として後輩の育成をしていました。さらには自ら画塾である牧人社を創設しました。

叔父のことを最大限尊敬しており、その技法を真似しながらも「自分らしさ」を最後まで失う事のなかった西山英雄、彼は叔父という高い壁を最後まで越えようと努力していた人物だったのかもしれません。

「西山英雄」が手がけた日本画には1枚につきおよそ数千円から70,000円前後の買取金額がついています。

特に西山翠嶂が亡くなってから後の作品は彼らしさが十分に発揮されており、高額で買取りされる可能性があります。

『西山英雄』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

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