種類 | 日本画 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 高い~非常に高い | |
備考 | – |
「守屋多々志(もりや・ただし)」はローマ教皇庁から聖シルベストロ教皇騎士団勲章を受章した経歴を持つ日本画家です。
彼は1912年(大正元年)8月10日に岐阜県大垣市で生まれました。実家は味噌たまり製造元を営んでおり、彼はそんな家の4男として生まれています。
地元の中学校を卒業してから上京、前田青邨に師事し、その翌年には東京藝術大学に入学するなど、日本画家を目指して本格的に動き出します。在学中は非常に優秀な成績を収めており、奨学生にも選ばれました。
さらには卒業制作は川端玉章賞を受賞し、1941年には最高院展で初入選を果たしており、日本画家としての彼の歩みは順調そのものといってよいと言えるでしょう。
初期の彼の作品は日本古来から伝わる大和絵を彷彿とさせるような筆遣いや構図が印象的です。
そんな彼の作風が変わったのが1954年からの2年間にわたるイタリア留学です。
ヨーロッパに渡った彼は多くのすぐれた洋画を鑑賞する機会に恵まれており、帰国した当初はやはりそれに影響された作品が増えています。
具体的には洋画に見られるように絵の具を厚塗りしていくという手法を用いることがありました。
しかし初期の作品もヨーロッパの作品も彼の真骨頂と呼べるものではありません。彼の真骨頂は『歴史画』にあります。
歴史と古典の両方を研究し、深い知識と教養を有していた彼の歴史画にはその当時に迫りくるようなリアルさを感じることができるでしょう。
こうした知識や教養は美術界だけでなく他の業界でも高く評価され、時代小説の挿絵や舞台美術などを担当することも多くありました。
「守屋多々志」が手がけた日本画には1枚につきおよそ10,000円から150,000円前後の買取金額がついています。
『守屋多々志』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,骨董品専門業者がおすすめ
日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。
しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。
高く売るには骨董品専門業者が無難です。
2,高額買取りなら2社以上
日本画の査定額は買取業者によって異なります。
ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。
そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。