【水指】の買取価格、相場と詳細について

水指（みずさし）とは、主に茶道の際に用いる茶道具です。「水差」、「水器」とも表記されることがある道具です。

茶道の道具としては「建水」などの水を扱う用具とセットで扱われたりすることも多いようで、茶筅や茶碗などを洗ったり、茶釜に水を足したりの用途があります。

様々な素材で作られたものがありますが、やはり主流は焼き物が多く、茶器などと雰囲気的にマッチさせることが多いようです。

その性質上、伊万里や唐津といった陶磁器の名産地で作られたものが多いものの、中には「オランダ水指」といって、オランダから逆輸入されたものもあります。

さらには「呂宋（ルソン）」などの舶来品が用いられることもあり、茶道具の中でも際立って個性豊かな部類に入ると言えます。

直接扱って口をつけるものではないためか、平型から円筒型まで形状は様々で、また色味は土のキメなど、風合いも多岐に及びます。

水を入れておく茶道具だけに、形状が変わると茶席全体の雰囲気が変わるため、必然的に注目を集めるためか、精妙な造作がなされていることが多いですね。

そのためか、日常ではあまり「水差し」が使われなくなった現代でも、茶道具として、また観賞用として人気が特に高い茶器の一つとなっています。

伝統的形式の水指の場合、ネットオークションでの落札価格は、安いものでは数百円程度ですが、時代物は有名作家の良作ですと5万円から50万円程度の値がつくことも期待できます。

ただ、常に水に晒されていたものだけに、状態などに関してのリスクはあり、慎重な見立てが必要な品物でもあると言えるでしょう。

『水指』を損せず高額買取してもらう方法とは？

茶道具は高価な品物だと100万円を超えることもある骨董品です。

リサイクルショップではこのような茶道具を正しく鑑定するのは難しいでしょう。

安い価値をつけられないためにも、査定は骨董品鑑定士にお願いしましょう。

あまり知られていませんが、茶道具など骨董品の買取り金額は買取業者によって差があります。

高価な品物であれば10万円以上の差がつくこともあるほどです。

買取り金額アップには２社以上で査定をすることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。