 | 種類 | 茶道具 |
|---|---|---|
| レア度 | ||
| 買取価格 | 高い～お宝級 | |
| 備考 | – |
急須とは、煎じたお茶や薬を湯呑などに注ぐ、ヤカン（薬缶）に近い性質を持つ道具であり、特に一般家庭の日常シーンから煎茶道まで様々な部分で使われます。
特にお茶を入れる急須には、陶磁器製と鉄や銀でできた金属製がありますが、陶製とはまた違う趣きを見せてくれるのが鉄でできた鉄瓶や銀でできた銀瓶です。
急須の世界で朱泥と呼ばれるものが最高級とされるのは、外観だけでなく器の鉄分で味が変わるからですが、鉄製となるとより特徴的になります。
鉄瓶で有名なのは京鉄瓶と盛岡の南部鉄器ですね。京鉄瓶は様々な造作や工夫が凝らされ、茶道の場でも通用する格調の高さが魅力です。
一方の南部鉄器はより武骨で逞しく、シンプルなデザインと日常的に使い続けることで貫禄が出てくるタフな雰囲気が素晴らしい逸品になっています。
銀を曲げて作られた、あるいは銀メッキを施して作られた銀瓶となると、銀杯と並ぶような縁起物としての色彩が強くなっていきますね。
陶製鉄器の方が軽く、また電気ポット等々の現代流の保温器具の隆盛により廃れてきましたが、現代はアンティークとして人気が高まっています。
鑑賞して楽しめる趣きの深さはもちろん、見るだけではなく実用を重ねるほどに風合いが増してくる面白さにも惹かれている方が多いようですね。
茶道具でありながら、独特の逞しさがあり、また単一の品としても十二分に役に立つこともあり、骨董市場でも非常に人気があります。
鉄瓶でも南部鉄器などの良作ならば5万円以上、銀製のもので装飾が施されていれば、時に100万円以上、純金製なら500万円などの買取価格を見込むこともできます。
意外と物置や蔵に眠っていそうなイメージもあり、見つけたら忘れずに鑑定しておきたいところですね。
『急須（鉄瓶・銀瓶）』を損せず高額買取してもらう方法とは？
1,査定は骨董品鑑定士に
茶道具は高価な品物だと100万円を超えることもある骨董品です。
リサイクルショップではこのような茶道具を正しく鑑定するのは難しいでしょう。
安い価値をつけられないためにも、査定は骨董品鑑定士にお願いしましょう。
2,買取り金額アップなら２社以上
あまり知られていませんが、茶道具など骨董品の買取り金額は買取業者によって差があります。
高価な品物であれば10万円以上の差がつくこともあるほどです。
買取り金額アップには２社以上で査定をすることが重要です。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。
