種類 | 日本画 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 高い~非常に高い | |
備考 | – |
「宮廻正明(みやさこ・まさあき)」は2000年代を中心として各地で個展を開いていた日本画家です。
彼は1951年に島根県松江市で生まれました。1979年には東京藝術大学美術学部デザイン科を卒業し、同大学院に進学しました。大学時代には平山郁夫に師事しており、古画の模写や保存修復技術を習得しています。
大学院を修了してから7年後の1988年に東京セントラル美術館日本画大賞展で優秀賞を受賞して一躍脚光を浴びました。さらに1991年には春の院展で奨励賞と外務大臣賞を両方受賞するなど、その地位を不動のものにしていきます。
1995年からは44歳の若さで東京藝術大学大学院の助教授に就任し、自らの持つ保存・修復技術を日本画の未来を担う学生たちに伝えています。
2000年代に入ると本格的に各地で個展を開催するようになり、多くの観客の心をわしづかみにしました。もちろん制作活動にも余念がなく、院展への出品も断続的に行っています。
2005年にはオペラの舞台芸術を手掛けるなど、その活動の幅をさらに広げていきました。
さて、宮廻正明の作品を語る上で欠かせないのが「裏彩色(うらざいしき)」です。この技法は本来東洋画の古典的技法であり、裏側からも色を塗っていくというものです。
彼は作品の制作に薄美濃紙を使用しており、裏側からも色を付けていくことによってさらに重厚な風景画を可能にしているのです。
他の日本画では見られない裏と表の両面から滲み出る深みのある色合い、これこそが彼の作品の魅力と言えるでしょう。
現在は3Dプリンターといった現代技術が生み出したものと自らの持つ技術をを併用して失われた文化財を復元しようとする新しい取り組みを行っています。
「宮廻正明」が手がけた日本画には1枚につきおよそ4,000円から400,000円前後の買取金額がついています。
『宮廻正明』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,骨董品専門業者がおすすめ
日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。
しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。
高く売るには骨董品専門業者が無難です。
2,高額買取りなら2社以上
日本画の査定額は買取業者によって異なります。
ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。
そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。
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