種類 | 日本画 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 少し高い~高い | |
備考 | – |
「小山茂(こやま・しげる)」は日本の美術館のみならずアテネ国立近代美術館といった海外の美術館にもその作品が収蔵されている日本画家です。
彼は戦時中の1944年に中国の大連で生まれました。中国で幼少時代を過ごした彼は戦後に帰国し、1962年から東京芸術大学に入学しました。そのころから吉岡堅二に師事して日本画の基礎を培っていきます。
さらには国宝・法隆寺金堂壁画の復元に携わっていき、その存在感をアピールしていきました。
彼が本格的に画壇に登場したのは1968年のことで、新制作春季展に初入選を果たしました。
小山茂の知名度がさらに広まるきっかけとなったのはその10年後、1978年のことです。イタリア・ベニスで開催された展覧会で優秀賞を獲得したのです。
さらに翌年にはフランスの展覧会で大賞を獲得したことによって、その知名度はまさに世界レベルにまで上がりました。
日本画の技術に関しては現代の日本画家の中でも随一であり、光るものがあります。
さて、彼の作品を見ていくと富士山をはじめとした風景や魚や猫、昆虫などの動物を題材としたものが多く見られます。それらを卓越した写生技術で描いていることもあり、高い人気を誇っているのです。
また、小山茂は非常に仕事に対してストイックな人物だと言われており、家族がいることによって仕事が邪魔されることを嫌い、生涯独身を貫きました。
腕が腱鞘炎になったときもなお腕を冷やしながら制作活動に集中し、最後まで作品を完成させたというエピソードも残っており、彼の仕事に対する真剣さを感じることができます。
「小山茂」が手がけた日本画には1枚につきおよそ20,000円から80,000円前後の買取金額がついています。
『小山茂』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,骨董品専門業者がおすすめ
日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。
しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。
高く売るには骨董品専門業者が無難です。
2,高額買取りなら2社以上
日本画の査定額は買取業者によって異なります。
ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。
そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。