種類 | 日本画 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 高い~非常に高い | |
備考 | – |
「小山硬(おやま・かたし)」は文部大臣賞や内閣総理大臣賞など名誉ある賞を数多く獲得している日本画家です。
彼は1934年(昭和9年)11月2日に熊本県で生まれました。
画家になることを夢見て東京に上京し、東京藝術大学に通って絵画の勉強に励み、卒業後は前田青邨に弟子入りしてさらに自らの作品を追求していきました。
前田青邨は数多くの優秀な弟子を取っていましたが、小山硬はその中でも最後の弟子であったため、当時から注目を集めていました。
そんな周囲からの期待に応えるようにして1963年の院展で初入選を果たし、実力の高さを世に知らしめました。
そこから院展を中心に出品をつづけており、1980年代には文部大臣賞と内閣総理大臣賞をともに受賞しました。
以上のような実績を持つ小山硬の作品の中で最も知られているのが『天草シリーズ』です。隠れキリシタンの姿を独自の角度からみた作品の数々は、彼の研究熱心さと技術の結晶とも呼べるものです。
中でも『女子パウロ会』という作品がよく知られています。神に祈りをささげる女の子を題材とした作品ですが、光を白と黒のバランスによってのみ描写しているのでそこには神秘的な雰囲気が生まれています。
もう一つ、平成16年に発表された『天草(慈光)』という作品もまた新婦の前で祈りをささげる女性を描いています。
こちらはあえて二人の顔が見えないように工夫されており、やはり神秘的な行為を想像させるものになっています。
隠れキリシタンたちは神に祈るという神秘的な行為を行っており、そんな神聖な場面を彼は独特な手法と技術で再現しているのです。
「小山硬」が手がけた日本画には1枚につきおよそ2,500円から200,000円前後の買取金額がついています。
『小山硬』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,骨董品専門業者がおすすめ
日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。
しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。
高く売るには骨董品専門業者が無難です。
2,高額買取りなら2社以上
日本画の査定額は買取業者によって異なります。
ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。
そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。
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