香炉種類中国美術
レア度
買取価格少し高い~非常に高い
備考

香炉(こうろ)とは、火を受ける炉の一種であり、特に固形の物体を熱してその香気を楽しむために作られたものを指します。

炉がその物体を一ヶ所に集めているので風などによって香木などが散らばるのを防ぐことができ、また煙を留めないために上部には隙間があります。

中国や日本などのアジア圏では、香木などの香りを楽しむことが広く行われたために、この香炉も広く用いられてきました。

香炉の元々の起源はインドにあったとも言われていますが、仏教の布教などにしたがって中国や朝鮮半島に伝わり、日本にもやってきた経緯があります。

そのため中国の香炉は日本のそれに比べて、オリエンタルな雰囲気が強く、色彩などに関しても独特の、インド風と言っても言いような作風と趣きがあります。

貴人が余暇を楽しむ意味合いも強かったために、実用一本と言うよりは、鑑賞に耐える装飾がよく行われてきました。

アロマなど、現代流、欧米流の香を楽しむことが隆盛する現在でも、仏具としては主要な一つに数えられるなど、往時の姿をしのぐこともできます。

また香道などの伝統的な文化を学ぶ際にも、変わらず重宝されています。

その性質上金属などで作られ、また耐火性にも優れていることから、骨董としてもかなり状態が良いものが多いのが特徴です。

買取価格の相場は10,000円から1,000,000円程度となっています。

明や唐の時代など年代物で美術品の価値が高いものは10万円以上の価値がついています。

また、特別な造作が施されていたり、宝飾品に近い材質が使われていたり、著名作であれば数十万円以上の買取価格も有り得ます。

もちろん仏壇にあるものを処分するのは難しいですが、そうでなければ積極的に専門家に見てもらいたい物品の一つですね。

『香炉』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,買取りなら骨董品専門の買取業者へ

中国美術は長い歴史があり、鑑定にも豊富な経験が必要となります。

しかしリサイクルショップでは正しい鑑定を行うのは難しく、値打ちのある品物でも安く買取りされる可能性があります。

そのため専門の鑑定士がいる骨董品買取業者を選ぶことが大切です。

2,2社以上の査定で高く売れる

骨董品の買取価格は業者によって金額差があります。

高価な骨董品であれば数万円や10万円以上の金額差になることもよくあります。

そのため2社以上の査定をすることで高く売ることができます。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。