画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「近藤浩一路(コンドウ・コウイチロ)」は漫画記者から日本画家に転身するという異色の経歴を持つ人物です。

彼は明治17年(1884年)3月20日に山梨県で生まれました。彼の祖父は明治初期の教育者として知られる近藤喜則であり、比較的裕福な家庭で育ちました。

彼は家族からは将来医者になることを渇望されていましたが自身はそんな期待に反発するかのように俳句や文芸に没頭していきました。

そしてついに1904年には洋画家の和田英作に師事し、絵の技術を学びました。さらなる研鑽を求めて東京美術学校の西洋画科に入学します。

当時の同級生に水墨画をやっている者がいたことから自身も水墨画をたしなむようになり、後の彼の作風にはその影響が表れています。

美術学校を卒業した後は結婚し、読売新聞に就職した彼は政治漫画や挿絵を描くようになります。漫画記者としても成功をおさめており、当時朝日新聞社に勤めていた岡本一平と並んで一時代を築き上げました。

そんな漫画記者としての生活に変化が訪れたのが1919年から1920年にかけてのことです。この年に院展に2年連続の入選を果たしたことから本格的に日本画家に転身することを決めました。

日本画家としての彼は水墨画をメインとして扱っています。これは彼が美術学校時代にたしなんでいたことが影響していたのですが、その描写はそれまでの水墨画とは全く異なっています。

まるで西洋画を彷彿とさせる構図と写実性を持っていながら墨一色で表現される世界観はまさに「異端の水墨画」と呼ぶにふさわしいと言えるでしょう。

「近藤浩一路」が手がけた日本画には1枚につきおよそ3,000円から50,000円前後の買取金額がついています。

『近藤浩一路』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。