画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「木村武山」は明治時代から昭和時代前期にかけて活動していた日本画家です。戦前の日本を代表する画家の一人として数えられています。

彼は明治9年に茨城県で生まれました。父は芸術方面にはあまりかかわりのない実業家で、現在の常陽銀行の設立者でした。

しかしながら彼は幼いころから地元で南画家として活動していた桜井華陵を師と仰いでいました。彼が「武山」という号を用いるようになったのはなんと弱冠12歳の時からで、芸術に対する意識の高さを感じさせます。

小学校を卒業後、地元の中学校に進みますが、途中から東京芸術学校に編入したことによって彼の画家としての人生は大きく変わっていきます。

そこで教授として働いていた下村観山と出会い、彼の作品に感動した彼は下村観山の影響を強く受けていくことになります。

その後は観山や大観といった後の日本美術界に大きな影響を与えた人物たちと生活を共にして、意欲的に制作活動を行っていきました。

彼の作品は活動していた時期によって異なります。最初期には歴史画を数多く描いており、25歳ごろには花鳥画が中心となっていきました。

大正5年に大和巡りを行っていた際に立ち寄った観心寺で如意輪観音坐像に巡り合い、大きな感銘を受けたことによってふたたびその作風を変更し、後期作品には仏画を多く手がけました。

いずれの時期の作品も豊かな色彩感覚を駆使しているのが特徴です。

「木村武山」が描いた日本画には1枚につきおよそ数千円から120,000円程度の買取金額がついています。上記のように彼の作品はその時期によって作風が異なっているため、作品ごとに買取金額は大きく変わってきます。

特に後期に描かれている仏画は彼の作品の中でも評価が高く、高値での買取りを期待できるでしょう。

『木村武山』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

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