画家種類日本画
レア度
買取価格高い~非常に高い
備考

「川合玉堂」は明治期から昭和期にかけて日本画壇の中心として活躍した人物です。

彼は1873年(明治6年)11月24日に愛知県一宮市で生まれました。12歳になったころから絵に関心を持ち始め、望月玉泉から日本画を学びました。

その後23歳になってから上京し、橋本雅邦に師事していく中でさらに画業を極めていくことになりました。この二人はそれぞれ円山派と四条派の人物であり、玉堂の作品にはこの二つの流派の特徴が少しずつあらわれていくのです。

17歳の時には内国勧業博覧会に入選を果たしており、このころから「玉堂」という号を用いるようになりました。

また、27歳の時には私塾である「長流画塾」を開き、後輩の育成にも精力的に取り組みました。

そんな河合玉堂は「日本の四季と自然」をテーマとしてそこに生きる人々や動物たちを情緒あふれるタッチで描いているのが特徴的な画家です。

彼がキャンバスの中で描く世界観は、山村風景を中心として人物や動物もともに描いており、人々のほうを見るとリアルな生活感を感じることができます。

それらを柔らかい描写で描いていることもあり、彼の作品を見ると何だか懐かしい気持ちになるのです。

背景として描かれている山村風景についてもその描写は素晴らしいの一言であり、彼自身がその土地を愛していたということがよくわかります。

玉堂は晩年を東京都青梅市で過ごしており、彼の死後、この地には玉堂美術館が開館しました。

「川合玉堂」が手がけた日本画には1枚につきおよそ5,000円から350,000円前後の買取金額がついています。

彼の作品は制作された時期に関わらず非常に繊細に描かれており、いずれの作品も高額で買取りされる可能性があります。

『川合玉堂』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。