画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「川端龍子(かわばた・りゅうし)」は主に戦前に活躍した日本画家です。

彼は1885年(明治18年)6月6日に和歌山県和歌山市に生まれました。

幼少期に色とりどりのこいのぼりを見たことがきっかけでそれらに心惹かれた彼は鯉のぼりを製作する職人のもとを毎日のように訪れてはそのスケッチに勤しみました。

毎日のようにスケッチをしていくうちに自分でもこういう素晴らしい絵を描けるようになりたいと願うようになり、これが画家としての川端龍子の原動力となりました。

幼少期からのこうした努力や向上心が実を結んだのが中学校在学時代に読売新聞社が開催した「明治三十年画史」でした。この時一般公募が行われたのですが、彼はこの時2つの作品で入選を果たしています。

これがきっかけとして本格的に画家としての人生を歩み始めた彼は、まずは洋画を学びました。

そしてその洋画を広めようと外国にわたっています。しかし当時、日本人が描く洋画は諸外国の人々にはほぼ認められておらず、彼の作品もついに認められることはありませんでした。

そんな失意の中でたまたま立ち寄ったボストン美術館で『平治物語絵巻』を見た際に非常に感動し、洋画の世界から日本画の世界に転向することを決めました。

日本画家としては異色の経歴を持つ川端竜子の作品の特徴は、洋画家としての側面も取り入れた、日本画としては斬新な描写スタイルが特徴的です。

繊細で淡い色遣いを中心とした日本画ですが、彼の日本画は時に荒々しさがあり、激しい色使いをしていました。

彼の作風は当時の日本画壇に衝撃を与え、賛否両論に分かれたと言います。しかし作品を次々と発表していく中で評価は大きく変化し、広く認められるようになったのです。

「川端龍子」が手がけた日本画には1枚につきおよそ10,000円から130,000円前後の買取金額がついています。

『川端龍子』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。