画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「加藤晨明(かとう・しんめい)」は特に戦後の日展を牽引した日本画家です。

彼は1910年(明治43年)3月11日に愛知県名古屋市で生まれました。幼いころから画家になることを夢見ており、当時の日本画家の大御所・中村岳陵に師事しました。そして彼が主催する蒼野社にも入門し、ここで絵画における基礎から応用までを学びました。

蒼野社で学んだことを日々復習し、日々絵の練習に励んだ彼は1938年の院展で3等賞を獲得します。

戦前に活動の中心としていたのは院展でしたが、戦後になって中村岳陵が日展に籍を移してからは彼もその後を応用に日展で出品するようになっています。

第1回日展から出品を重ねており、日展の常連となった彼は同時に受賞歴も積み重ねていきます。

1947年の第3回日展では早くも特選を、さらに1950年から1952年の3年間にわたっては連続で白寿賞を獲得するなど、その勢いはとどまるところを知りませんでした。

これらの功績によって日展での重要人物となっていき、1990年からは日展の参与も務めました。

日展の黎明期からその中心となり、戦後日本画壇を盛り立てていったのです。

さて、彼の作品は美人画が中心となります。

伝統的な美人画の手法に忠実なその作品は、日本画ファンの方にはたまらない1枚に仕上がっていることでしょう。

女性が持つ柔らかさを軸として、そこに1本芯が通った強さを内包している肖像画は、彼の真骨頂です。

総じて凛とした女性像を描くことに非常に長けており、そこには日本女性の持つおしとやかさと強さを感じることができます。

「加藤晨明」が手がけた日本画には1枚につきおよそ1,000円から55,000円前後の買取金額がついています。

『加藤晨明』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。