画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「金島桂華(かなしま・けいか)」は衣笠会という私塾を主宰し、後世の日本画家たちを育成した日本画家です。

彼は1892年6月29日に現在の広島県福山市で生まれました。

14歳になるころにはすでに絵の道に進むことを決意し、引っ越した先の尼崎で西家桂州・平井直水に師事しました。

これによって彼の絵画における基礎技術に磨きがかけられたのです。これに満足することなくさらに19歳の時には京都に行き、竹内西鳳に教えを請いました。

彼は美的感覚に対する欲求が非常に深い若者だったのです。

3人の師からそれぞれの教えを受けた桂華は26歳の時、『叢』という作品で文展で初めて入選を果たします。

それ以来、彼は様々な場に出品を繰り返しており、特に1925年に特選を獲得するなど帝展での活躍が目覚ましく見られました。

彼の作風は、四条派の画風と、中国における宮廷画家たちの画風を併せ持っているという点で特徴的です。

二つの絵画の良いところを取り出して組み合わせることによって新しい日本画のすがたを体現したのです。

中でも花鳥画において当時の日本画壇において一目置かれる存在であり、上記の特徴と写実性も相まって素晴らしい作品が数多く残されています。

花鳥画以外には『鯉』という作品は彼の代表作の一つであり、日本画の愛好家であれば1度は見たことがあるのではないでしょうか。この作品は第8回日展において文部大臣賞を受賞しました。

また彼は書家としての顔も持っており、大胆かつ細部は繊細に書かれた書は芸術品として価値が高いものになっています。

金島桂華は、日本画だけでなく書道においてもその才能をいかんなく発揮したのです。

「金島桂華」が手がけた日本画には1枚につきおよそ1,000円から80,000円前後の買取金額がついています。

『金島桂華』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

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