画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「今村紫紅(いまむら・しこう)」は明治時代から大正時代に活躍した日本画家です。

彼は1880年(明治13年)12月16日に神奈川県横浜市で生まれました。15歳の頃から 山田馬介という洋画家から水彩画を教わっており、自らの干支にちなんで「龍介」という雅号を授かりました。

1897年からは兄とともに松本楓湖のもとで厳しい修行を行い、その技術を高めるとその翌年には日本美術協会展で初入選を果たし、その才能の高さを見せつけました。

特に彼の兄は紫紅に対して厳しい指導を行っていたようで、走る馬を模写するために自らも馬と同じ速度で走って模写するように命じたというエピソードが残っています。

彼の画風は大和絵の伝統を重んじながらも洋画に見られるような色彩や点描の技術も見られます。総じて南画と大和絵を基調として洋画の技法も取り入れる新しい表現が彼の持ち味と言えるでしょう。

このように先進的な画風を持っていた紫紅ですが、「自分が伝統を破壊するから君たちが新しいものを建設するんだ」という言葉を弟子たちに残しています。

師匠の言葉通り、彼の弟子たちは新しい日本画の建設に努め、確立していくことになりました。

当時の日本画の在り方に疑問を呈し、新しい日本画を作り出す土台を作り出したことが彼の日本画壇における功績なのです。

彼自身すぐれた作品を数多く発表したことに加え、明治初期の日本画の世界に大きな影響を与えたこともあり、周囲からは将来を大変希望されていました。

しかし彼は肝臓病と脳溢血により37歳の若さでこの世を去ってしまいました。

「今村紫紅」が手がけた日本画には1枚につきおよそ1,000円から50,000円前後の買取金額がついています。

『今村紫紅』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

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