【堀文子】の買取価格、相場と詳細について

「堀文子（ほり・ふみこ）」は昭和時代から平成時代にかけて活躍した日本画家です。

第一次世界大戦が終了したのちの1918年に東京都で生まれた彼女は高等女学校時代から絵画に対する興味を持っており、女子美術専門学校の師範科日本画部に進学しました。

専門学校時代にはすでに初入選を果たした彼女は外部からの注目度も高く、卒業後は雑誌の挿絵などを主に描いていました。

1961年から1963年には世界を放浪する機会があり、この旅を通じて世界の様々な美術に触れていきました。これらの経験を通して彼女は日本画の持つ魅力を再発見し、これを極めていくことを決めました。

2018年には100歳を迎えていますが、いまだ衰えを感じさせず、現在も創作活動を続けています。

さて、そんな彼女の作品の特徴は「作品ごとに別々の人物が描いたかのように作風が異なっている」という点が挙げられます。

通常では画家によって構図や描き方といったところに若干なりとも癖があり、作品ごとに共通する点が生まれやすくなっています。しかし堀文子の作品ではこういった傾向がありません。

作品ごとに異なる魅力を醸し出している理由について彼女は「自分は逆上するほどに興奮したものしか描くことがない。過去の作品は追わないようにしているためだろう。」と述べています。

もう一点、彼女の作品の特徴として自然物をモチーフにしたものが非常に多いことが挙げられます。

人工物ではなくあくまでも生き物や植物に焦点を当て続けているのは、彼女の絵における師が人物ではなく自然であることを象徴していると言えるでしょう。

「堀文子」が手がけた日本画には1枚につきおよそ5,000円から250,000程度の買取金額がついています。

『堀文子』を損せず高額買取してもらう方法とは？

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら２社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。