種類 | 日本画 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 少し高い~非常に高い | |
備考 | – |
「麻田辨自(あさだ・べんじ)」は1900年から1984年に生きていた明治時代から昭和時代を代表する日本画家です。
彼は昭和33年(1900年)に京都府で生まれました。14歳の頃にはすでに絵の道を志しており、京都市にある美術工芸学校に入学しました。美術専門学校にその後進学した彼は、在学中に帝展で初受賞を果たします。
麻田辨自という名前を自ら使い始めたのは1927年ごろからで、この頃は版画の製作も精力的に行っていました。
彼の作品に見られる特徴の一つが「それまでに見られない大胆な構図」です。
写生画などを描かせても従来の視点とは違い下から見上げる形の構図を取るなど、若いころから独自性を感じさせるものがありました。
当時の教授からは「基本に忠実に描きなさい」と言われてもなお彼は自らの視点に絶対的な信頼を置いており、そのアドバイスを無視してしまうことも多々ありました。このことが原因で留年してしまうというエピソードも残っています。
この彼の特徴を最もよくあらわした作品が『唐崎之松』で、これは歌川広重が描いた松と全く同じものを描いています。
しかしこの両者が描いた松は全く異なるものになっています。歌川広重のものが地上から松の木を見た時の姿を写実的に描いているスタンダードなものであるのに対して、辨自の描いた作品は鳥と同じ視点で松の木を見下ろすように描いています。
配色にも大きな特徴が見られ、松の木を黒色という一色のみで表現しています。
このように彼の作品に見られる奇想天外な表現のスタイルに、多くの人々が感嘆の声を上げました。
「麻田辨自」が手がけた日本画には1枚につきおよそ10,000円から100,000円程度の買取金額がついています
『麻田辨自』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,骨董品専門業者がおすすめ
日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。
しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。
高く売るには骨董品専門業者が無難です。
2,高額買取りなら2社以上
日本画の査定額は買取業者によって異なります。
ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。
そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。