中国掛軸種類中国美術
レア度
買取価格高い~お宝級
備考

「中国掛軸」とは中国で製作された掛け軸のことを指します。

もともと日本にある掛け軸文化は中国から伝来したもので、日本には飛鳥時代にはすでにあったと言われています。

しかし中国国内で盛んに掛け軸が作られるようになったのは日本でいう平安時代のことでした。

日本より前に存在していながら、最盛期は日本のものよりも後にやってきたのです。

さて、中国・日本問わず掛け軸のルーツは仏画でした。

初期の掛け軸は仏教と強い結びつきがあり、仏の姿を中心に、信仰心を高めるものでした。

しかし時代を経ていく過程で掛け軸で描かれるものは花鳥画や風景画、美人画といった様々な種類の絵画が用いられるようになったのです。

また、その姿ははじめは通常の絵画のように額縁に入れて飾るタイプのものでものでしたが、持ち運びしやすい様にと紙のものへと変化していきました。

日本の掛け軸と中国掛け軸を比較すると、その違いは掛け軸に描かれている内容が異なっていることが分かります。

中国掛け軸を見ると、「モチーフに関係する詩」、「作者の名前」、「作られた年代」、「なぜそれが製作されたのか」の4点が全て絵の中に描かれています。

これは日本の掛け軸では見られない特徴であり、中国掛け軸は情報量が非常に多いということが分かります。

「中国掛軸」には1幅につきおよそ数万円から1,000,000円前後の買取金額がついています。中国で作られた美術品でありながら、中国掛け軸は日本でも人気が高いです。

製作された時代ごとに有名な作家がおり、どの時代のものであっても高額買取りしてもらえる可能性があります。

新しいものだから高額にはならないだろうと決めつけずに持って行くと思わず高額の査定になるかもしれません。

『中国掛軸』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,買取りなら骨董品専門の買取業者へ

中国美術は長い歴史があり、鑑定にも豊富な経験が必要となります。

しかしリサイクルショップでは正しい鑑定を行うのは難しく、値打ちのある品物でも安く買取りされる可能性があります。

そのため専門の鑑定士がいる骨董品買取業者を選ぶことが大切です。

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骨董品の買取価格は業者によって金額差があります。

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