画家種類洋画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「ボナール(ピエール)」は日本の美術に強く影響を受けたフランス人画家です。

彼は1867年10月3日にオー=ド=セーヌ県で生まれました。大学時代は法学部に通って法律の勉強をしながらアカデミー・ジュリアンに通っていました。その当時にはポール・セリュジエらと出会っています。

そして1888年にはセジュリエやドニらを中心としてナビ派を結成し、ボナールもその一員となりました。さらに1889年からは官立美術学校に通い始めました。

そんな彼が日本の美術と出会ったのは1990年のことです。官立美術学校ではこの年に日本美術展が開催され、彼は日本の美術作品の数々を目にしました。この時日本の職人による東洋的な技に深く感銘を受けました。

さて、彼が日本の美術の影響を受けたと言われる理由ですが、それは作品を見ていくことでいくつか明らかになります。

1点目に作品の中には縦長のものが存在しているという点です。これは当時の西洋画にはないスタンスのもので、日本の掛け軸の影響を受けたと言われています。

2点目に人物をはじめとするモチーフとなったものの描き方です。通常西洋画ですとモチーフは中心に描かれますが、彼の作品では画面の端で切れているものがあります。これも日本の絵画の影響なのです。

一方で色彩表現については彼独自のカラーが見て取れます。暖色を基調とした華やかで明るい色彩は日本の絵画とも印象派の絵画とも異なるものでした。

「ボナール(ピエール)」が手がけた洋画には1枚につきおよそ10,000円から80,000円前後の買取金額がついています。

日本の芸術は彼にとっての美的感覚のルーツであり、彼の作り出す作品は日本人の感性にもぴったり合うものが多いと言えます。

『ボナール(ピエール)』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,買取実績のある専門業者に申し込む

洋画など絵画はリサイクルショップでの買取りも可能です。

しかしリサイクルショップでは正確な鑑定はできず、数百円や1,000円程度の買取りになることがほとんどです。

骨董品を専門としている業者へ売る方が高く売れるのです。

2,査定は2社以上がおすすめ

骨董品専門業者であっても、査定には価格差が発生します。

業者によって高額買取りになる商品が異なるため、場合によっては数万円も金額が変わってきます。

そのため、2社以上で査定を受けることが高額買取りのポイントになります。

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