種類 | 洋画 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 高い~非常に高い | |
備考 | – |
ロジェ・ボナフェは、現代フランスの画家です。1932年に生まれた彼は、独学で絵を学び、1960年に初めての個展を開きます。
それ以降芸術家たちとの交流を深めるとともに評判を重ねていきますが、彼の名が国際的に広まったのは1990年代以降のことです。
元フランス大統領であるジャック・シラク氏が、市長時代にボナフェの特徴である色使いを「成熟の赤」だと絶賛したのです。
確かにボナフェの正確に対象を捉えながらも、原色を多用する作風は極めて印象的であり、また力強さが伝わるものでありました。
加えて、自然物には常に存在する微妙な曲線を排して直線を中心に構築していく手法には、どこか機械的な雰囲気があります。
熱情的であると同時に硬さを感じさせる不均衡がありながらも、個性的な色彩がそれらを全て包み込み、作品的調和をもたらしています。
さらに人物画に関しても、道化師や女性など、非常に特徴を捉えつつも、どこか非現実的な色調を用いて、強い印象付けに成功していますね。
静物から風景まで様々な作品を手がけていますが、作風にブレがなくとても安定感があるのも特徴です。
多くの版画作品が世に出ていますが、タイトな仕上がりなものが多いためか、より油彩画のテンションに近く、楽しむにも適しているとも言えるでしょう。
また、日本でも実に人気が高く、1990年の初来日から、1994年での東京での個展開催と、非常に我が国と日本に縁の深い活動を行っています。
さらには、90年代にはカレンダーの絵にも採用されるなど、美術館だけでなく、
日常空間での人気も高いですね。
そうしたことに加えて、明快で力があるタッチだけに家庭鑑賞にも適しており、変わらぬ評判を得ています。
ボナフェの作品の買取価格は1万円から高いもので200万円前後となっています。
リトグラフでも20万円になる作品もあり、高く評価されています。
『ボナフェ(ロジェ)』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,買取実績のある専門業者に申し込む
洋画など絵画はリサイクルショップでの買取りも可能です。
しかしリサイクルショップでは正確な鑑定はできず、数百円や1,000円程度の買取りになることがほとんどです。
骨董品を専門としている業者へ売る方が高く売れるのです。
2,査定は2社以上がおすすめ
骨董品専門業者であっても、査定には価格差が発生します。
業者によって高額買取りになる商品が異なるため、場合によっては数万円も金額が変わってきます。
そのため、2社以上で査定を受けることが高額買取りのポイントになります。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。