画家種類洋画
レア度
買取価格少し高い~非常に高い
備考

「青木繁」は明治時代初期に活躍した洋画家です。

彼は1882年(明治15年)7月13日に現在の福岡県久留米市で生まれました。彼の父親は旧久留米藩士の武士だった人物で、繁には武術を極めてほしいと願っていました。

しかしそんな父の思いとは裏腹に彼は美術の道を志すことになります。1899年に現在の高等学校にあたる機関での教育を放棄して上京し、不同舎を主宰する小山正太郎に師事しました。

1900年には東京美術学校に入学し、既に日本洋画界の草分け的存在として活躍していた黒田清輝から指導を受けました。

さて、青木繁の作風ですが、彼自身少年時代には文学をたしなんでいた影響か個展を題材としているものが見られます。特に愛読書であった『古事記』からヒントを得た古代神話に作品が数多く見られました。

また彼はイギリス絵画に対する造詣も深く、ラファエル前派などの19世紀イギリスの風潮を模倣したと思われる作品も見られます。

青木繁に対する評価は、学生時代から非常に高く、1903年には白馬会賞を獲得しています。当時まだ彼は在学中であり、この時が彼の最盛期だったと言われています。

1904年には彼の代表作と目される『海の幸』が描かれますが、これを機に彼の作品は展覧会でも評価されず、下降の一途をたどりました。

さらにこのころから持病である肺結核が悪化し、絵を描くこともままならない状況になってしまいます。そしてそんな状況から復活することなく、彼は1911年に亡くなりました。

「青木繁」が手がけた洋画には1枚につきおよそ20,000円から100,000円前後の買取金額がついています。

彼は28歳でこの世を去っており、作品数そのものが少ない画家です。さらにミカンの作品が多いことも相まって買取金額が高額になる可能性を十分に秘めていると言えるでしょう。

『青木繁』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,買取実績のある専門業者に申し込む

洋画など絵画はリサイクルショップでの買取りも可能です。

しかしリサイクルショップでは正確な鑑定はできず、数百円や1,000円程度の買取りになることがほとんどです。

骨董品を専門としている業者へ売る方が高く売れるのです。

2,査定は2社以上がおすすめ

骨董品専門業者であっても、査定には価格差が発生します。

業者によって高額買取りになる商品が異なるため、場合によっては数万円も金額が変わってきます。

そのため、2社以上で査定を受けることが高額買取りのポイントになります。

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