画家種類日本画
レア度
買取価格高い~非常に高い
備考

「伊藤髟耳(いとう・ほうじ)」は現在活躍する日本画家の一人で、日本美術院の評議員を務める人物です。

彼は1938年(昭和13年)6月7日に福岡県大牟田市で生まれました。日本画家を目指して東京に上京しており、1961年に多摩美術大学を卒業しています。

卒業後しばらくは入選歴もなく無名の画家として苦しい生活を余儀なくされていましたが、1966年には院展で初入選しました。

1970年代に入ると仏教美術に興味を持つようになり、京都の三十三間堂にこもってただひたすらに写生するという生活を始めます。

その期間はなんと10年間にもわたっており、この期間での経験は彼のその後の作風の基盤となりました。

三十三間堂での経験をもとに制作された作品たちは非常に精神性豊かで素晴らしい作品に仕上がっており、1970年代から1980年代にかけて院展で幾度となく入選、受賞を続けていくこととなりました。

1990年代に入ると院展での出品以上に個展での自己表現に力を入れるようになり、全国各地のデパートを中心に展開していくようになります。

その範囲は海外にまで及んでおり、1991年、1996年にはそれぞれニューヨーク、ワシントンで個展を開きました。

このことから彼の日本画は、世界に羽ばたいていると言えるでしょう。

さて、彼の作品を見ていくと上述の三十三間堂での写生経験に基づいた仏教画が多くなっています。その中には、僧侶を描いた作品も存在しています。

色遣いや描線の使い方が独特であり、生き物の生命力や存在感を十二分に表現しています。

「伊藤髟耳」が手がけた日本画には1枚につきおよそ10,000円から120,000円前後の買取金額がついています。

『伊藤髟耳』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

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