種類 | 日本画 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 少し高い~高い | |
備考 | – |
「瓜南直子(かなん・なおこ)」は日本画だけでなく、絵本の挿絵も描いていた経歴を持つ日本画家です。
彼女は1955年8月15日に石川県穴水町で生まれました。1957年に石川県から東京都に移住し、東京芸術大学に入学しています。大学では工芸の中でも鍛金を専門に学びました。
彼女が30歳を超えたあたりから東京から鎌倉に移り住むようになりました。そして有元利夫の影響で日本画を基調とした作品作りを始めたのです。
30代半ばにして日本画家としての人生を歩み始めたのです。
彼女が住んだ鎌倉には他にも作家の藤沢周、文芸評論家として活躍した富岡幸一郎などの文化人が多く住んでおり、彼女は多く交流を持っていました。同じ日本画家だった小泉淳作からは、彼の画材を譲り受けています。
さて、彼女の作品の特徴ですが、簡潔に表すならば「独創的かつ幻想的な全体像」にあると言えるでしょう。
全体的に背景は暗めの色が多く、その中心には人物や動物、植物が描かれています。
しかしモチーフとなっているものは全体の輪郭を太めに描かれているのが特徴的で、女性像であれば母性溢れる姿に描かれているのです。
また、その表情の付け方や各部のパーツの位置などが独創的で、他の作家には見られない作風を楽しむことができるでしょう。
これらの特徴を融合してつくりあげられた彼女の作品には、現代日本画家の作品には見られない不思議な魅力が溢れているのです。
「瓜南直子」が手がけた日本画には1枚につきおよそ10,000円から30,000円前後の買取金額がついています。
日本画家としての活動以上に絵本関係の仕事を多くこなしていた関係上、日本画のほうは比較的希少価値が高くなっています。
『瓜南直子』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,骨董品専門業者がおすすめ
日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。
しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。
高く売るには骨董品専門業者が無難です。
2,高額買取りなら2社以上
日本画の査定額は買取業者によって異なります。
ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。
そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。