種類 | 日本画 | |
---|---|---|
レア度 | ||
買取価格 | 少し高い~高い | |
備考 | – |
「遠山幸男(とおやま・ゆきお)」は創作画人協会で理事を務めた日本画家です。
彼は1940年に岐阜県で生まれました。他の日本画家たちと異なり、絵の道を志し始めたのが遅く、20歳の頃から油絵を始めました。
その後日本画に転身した彼は1980年に創展で会員努力賞を獲得しました。
さらにその翌年には創画展で初入選を果たしています。その後創画展は彼の活動の場の中心になり、5回にわたって入選しました。
加えて1984年には東京セントラル日本画大賞展に入選するなど、無所属でありながら多くの展覧会での入選した経歴を持っています。
現在では銀座三越や名古屋三越といった有名百貨店で個展を頻繁に開催しており、現在注目されている日本画家の一人になっています。
彼の手掛けた作品は風景画がメインとなっていますが、鯉を描いた作品も見られるなど、様々なものに興味を持って、作品作りに取り組んでいます。
『薄日新緑』という作品は薄日が差す新緑を印象的に描いた作品です。
全体的に光の描写は少なく、暗めの配色がなされています。しかしそれでもなお新緑は暗いイメージはなく、生き生きとした様子で描かれているのです。
全体的な光の射し方にも彼のこだわりが見られ、キャンバス全体が不思議な雰囲気に包まれています。
特に正面に見える新緑の写実性と青々とした様子にはどこか癒されることでしょう。
また、『野道』という作品は人や建物の様子が全くありません。そのぶんその道の先にあるものを鑑賞者自身が想像して楽しむことができる1枚になっています。
このように、彼の作品には遊び心や精神性が含まれています。
「遠山幸男」が手がけた日本画には1枚につきおよそ6,000円から50,000円前後の買取金額がついています。
『遠山幸男』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,骨董品専門業者がおすすめ
日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。
しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。
高く売るには骨董品専門業者が無難です。
2,高額買取りなら2社以上
日本画の査定額は買取業者によって異なります。
ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。
そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。