種類 | 日本画 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 少し高い~高い | |
備考 | – |
「岡崎忠雄」は昭和時代後期から平成時代中期にかけて活躍していた日本画家です。
彼は1943年(昭和18年)に京都府で生まれました。1968年に京都市立美術大学を卒業して本格的日本画家としての道を歩み始めます。
初期の作品は花をモチーフにしたものが中心であり、様々な場所に植生する花のありのままの姿を描写していました。
『牡丹』はその代表作といえるもので、一輪でありながらも圧倒的な存在感を放っています。
しかし1969年にヨーロッパを旅したことによって作風に変化が訪れます。
ヨーロッパでは西洋の美術品の研究を行い、中でも彼は中世の美術品に心を惹かれました。さらには中世、近世におけるキリスト教絵画にも感銘を受けた彼はそれらに深くかかわる作品を発表していくようになりました。
日本画でありながら中世ヨーロッパの美術を彷彿とさせる作品の数々は当時の日本画としては前衛的なもので、他の画家たちに大きな衝撃を与えました。
自分だけの独特のスタイルを確立した忠雄は1971年(昭和46年)、1973年、1974年には新制作展春季展賞を受賞しています。また、京都日本画選抜展新人賞といった名誉ある賞を数多く受賞しました。
彼は2002年に59歳の若さで亡くなってしまいましたが、晩年は自らの原点に回帰するかのように再び花鳥画を描くようになりました。
画家としての自分を育ててくれた花鳥画への恩返しだったのか、その作品には作家の魂が込められているのです。
「岡崎忠雄」が手がけた日本画には1枚につきおよそ4,000円から70,000円前後の買取金額がついています。
特に花をテーマとした作品は彼が最も得意としていたジャンルで、高い金額での買取りを望むことができるでしょう。
『岡崎忠雄』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,骨董品専門業者がおすすめ
日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。
しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。
高く売るには骨董品専門業者が無難です。
2,高額買取りなら2社以上
日本画の査定額は買取業者によって異なります。
ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。
そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。