画家種類日本画
レア度
買取価格高い~非常に高い
備考

「下保昭(かほ・あきら)」は特に水墨画をメインに描いていた日本画家です。

彼は1927年(昭和2年)に富山県で生まれました。22歳で本格的に絵の道に進むことを決心して西山翠嶂が主宰する青甲社の門をたたきました。
ここで自らの技術の基礎を身に着けていき、修練に励みました。

もともと才能があったためか、入門翌年に当たる1950年の日展で初入選を果たし、それ以来菊花賞や特選を獲得するなど、戦後の日展の中心人物となっていきました。

1988年には日展を脱退し、自らの十八番である水墨画の表現の研究を熱心に行うようになりました。

2018年に肺がんで亡くなってしまったものの、現代水墨画の巨匠として今もなお影響を与え続ける画家、それが下保昭なのです。

彼の描き出した水墨画からは大自然のエネルギーを強く感じることができます。

彼自身が自然を敬愛し、各地の山や風景を取材していくことによって得た感動やインスピレーションをそのままキャンパスに表現しているのです。

作品の中でもとくに有名なのは中国の大自然を取材したうえでそれを彼独特の水墨画で表現した『中国山水シリーズ』です。

次いで発表された『日本の山水シリーズ』は中国では見られない日本ならではの風景の美しさを如実に表している名作として現在も伝えられています。

また、自ら後進の育成にもあたっており、多くの日本画家が彼のもとに教えを請いにやってきました。門下生には山崎隆夫や重岡良子などがいます。

「下保昭」が手がけた日本画には1枚につきおよそ3,000円から250,000円前後の買取金額がついています。

日本画の大家として知られる彼の作品は10万円を超えるものも数多く存在しています。

『下保昭』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。