画家種類日本画
レア度
買取価格高い~お宝級
備考

「加山又造(かやま・またぞう)」は日本画家というだけでなく、版画家としても活動した人物です。

彼は1927年9月24日に京都府で生まれました。父親は西陣織の図案家をしており、祖父も絵師として活躍する芸術家の血筋に生まれた又造もまた若いころから才能豊かで芸術の道を志すこととなりました。

13歳の時に京都市立美術工芸学校に入学して日本画の基礎を学ぶと、さらに応用を学ぶために東京美術学校に進学しました。2校の名門校を卒業したのちにはさらに新しい技術を求めて山本丘人に師事しています。

1960年代と1980年代には多摩美術大学、東京藝術大学で教鞭をふるい、日本画壇に大きく貢献しました。

山本のもとで修行の日々を送りながら、創造美術への出品を行っていきましたが惜しくも落選してしまいます。

しかしここで諦めることなく研究会に参加し、1950年には『自画像』と『動物園』の2作品で入選を果たしました。彼は努力の人だったのです。

加山又造の作品を見てみると、昔ながらの日本画のスタイルを守り抜く堅実な画風であることが分かります。特に琳派の影響を強く受けており、その伝統的な思想に忠実な作品を作っています。

しかしこれだけでは終わらないのが彼の凄い所です。日本画で伝統的に表現された様式美を現代的な視点で表現しています。

その特徴的な画風から、彼自身が「現代の琳派」であると言われています。

伝統を重んじるだけでなく、新しいものにも目を向けている点にも注目です。当時日本画で用いられることがほとんどなかったエアブラシを使用するなど、独自の取り組みをしていました。

「加山又造」が手がけた日本画には1枚につきおよそ2万円から300万円前後の買取金額がついています。

『加山又造』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。