【橋本明治】の買取価格、相場と詳細について

「橋本明治（はしもと・めいじ）」は数多くの画家たちが師事した日本画家です。その教え子には室井東志生、田島奈須美、浜田台児などがいます。

彼は1904年8月5日に現在の島根県浜田市で生まれました。小中学校時代から絵を描くことに夢中であり、美術の教科書を取り寄せては日本画の勉強をしていました。

さらには自らの妹たちをモデルに人物画を描いたり、身近な題材を使って模写をするなど、独学ながらもその研究には余念がありませんでした。

19歳にして専門機関で勉強することなく、島根県展で入選を果たしたことは彼の才能を示すエピソードの一つと言えるでしょう。

19歳になってからは独学に限界を感じたためか上京し、東京美術学校に通うようになりました。同校を卒業後は松岡映丘のもとでさらに研究を重ねました。

1937年には文展で特選を獲得し、彼の作品は広く認知されるようになりました。

そんな彼の作品の魅力は、独学時代の積み重ねから生み出された「物事にとらわれない描写」にあります。

例えば彼が描いた美人画は日本画の描写をベースとしていながらも洋画に見られるキュビズムの影響もほんのりと見られます。

この様に彼は独学で学んでいるうちに、世界各国の様々な手法を自分のものにし、知らないうちに作品の中に盛り込んでいったのです。

また、太い線で描かれている点も彼の作風の一つであり、これにより大胆な印象を与えています。

また、晩年になると彼の生まれ故郷の風景を描き出した作品が増えていきます。

これは郷土に対する恩返しであり、彼の人としての温かさを感じることができます。

「橋本明治」が手がけた日本画には1枚につきおよそ3,500円から85,000円前後の買取金額がついています。

『橋本明治』を損せず高額買取してもらう方法とは？

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら２社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。