【久保嶺爾】の買取価格、相場と詳細について

「久保嶺爾」は京都造形大学で非常勤講師を務めた日本画家です。

彼は昭和15年（1940年）に京都府で生まれました。京都市立美術大学を1962年に卒業すると、大学院にそのまま進学してさらに絵の道を修めていきました。

大学院に進学した年には日展への初出品をするとともに、初入選を果たしています。それ以来彼の活躍の主な舞台は日展になりました。

初出品にして入選を果たしたことは、彼の才能の高さをうかがわせるエピソードだと言えるでしょう。

他にも京展や関西展への出品も積極的に行っており、それぞれの場で入選を果たすなど、活躍の場をさらに広げました。入選作品の中には、外務省が買い上げると言った名誉ある作品となったものも存在しています。

彼は2010年代に入ってもなお日本画壇の中心人物として、日本画の新しい姿を追求しています。

さて、そんな久保嶺爾の作品ですが、風景画が中心となります。

風景画と一口に言っても様々な種類のものがありますが、特に森や湖を中心として四季折々の風景を幻想的に描き出すことに定評があります。

加えて彼自身がデッサンに非常に重きを置いていることもあり、そこには写実性も加わって独特の画風を産み出しているのです。

『冬根子』という作品を例にとると、手前側に描かれている森林は輪郭がはっきりと描かれており、写実的に描かれています。それに対して送側に描かれている山はあえてぼやかして描かれており、幻想的で不思議な印象を与えます。

「久保嶺爾」が手がけた日本画には1枚につきおよそ10,000円から220,000円前後の買取金額がついています。

彼の風景画は現在活躍している日本画家の中でも人気が高く、高額で買い取ってもらえる可能性があります。

『久保嶺爾』を損せず高額買取してもらう方法とは？

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら２社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。