画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「橋本雅邦(はしもと・がほう)」は明治時代の日本画壇において最高峰の地位に上り詰めた日本画家です。

彼は1835年(天保6年)7月27日に現在の埼玉県(川越藩)で生まれました。彼の家は代々御用絵師をつとめる家計であり、その家柄もあって5歳の頃から絵画の手ほどきを受けていました。

12歳の頃から勝川院雅信に弟子入りしてその技術を磨いていくのですが、その当時狩野芳崖と出会っています。

彼ら二人は性格が真逆だったものの、当時の狩野派への批判的姿勢や新しい絵画スタイルの確立という面で意気投合しました。結果的に彼らは生涯通して無二の親友となっていきます。

明治時代に入ると廃藩置県によって藩が廃止され、御用絵師としての仕事がなくなり、一時期は洋画を学び、専門外ながら油絵を描いていたこともありました。

しかしフェノロサによる伝統復興運動が起こると、その流れに乗って再び日本画に本格的に取り組み始めました。

当時の彼は日本画の考え方をベースにしながら西洋画に見られる遠近法を取り入れた和洋折衷の作風が特徴的です。

フェノロサや岡倉天心が中心となって東京美術学校を開港しようという動きが見られた際には親友の芳崖とともに奔走し、その設立に貢献しました。

しかし開校まであと一歩という所で芳崖が死去してしまったため、雅邦は代わりに同校の絵画かの主任に就任しています。

さらには1890年に帝室技芸員制度が始まると、その最初のメンバーにも選出されました。このことによって、彼はまさしく明治時代の日本画壇において頂点に上り詰めたのです。

作品の買取価格は複製画で数万円、真筆で30万円程度となっています。ただ良品の山水画掛軸は100万円前後になることがあります。

『橋本雅邦』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

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