画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「岩崎巴人(いわさき・はじん)」はNHK教育テレビで放映されていた「水墨画入門」に出演し、人気を博していた日本画家です。

彼は1917年(大正6年)11月12日に現在の東京都新宿区で生まれました。中学生時代にはすでに画家を目指しており、学校に通いながら夜間に川端画学校に通う生活を送っていました。

その後21歳の時に小林古径に弟子入りして、さらなる作品の向上に努めました。

1938年には『芝生』で院展に初入選を果たし、その後も複数回の入賞歴を持っています。

しかしながら1950年に日本美術院を退会し、以降は自分の思うままの作品を創造していきました。

その一例として河童の作品が挙げられます。1954年から茨城県に創作の拠点を移すと、牛久沼で河童についてを研究し、その成果を作品の中に取り入れました。

なかでも昭和期に制作された『河童問答図』という掛け軸は、河童がコミカルなタッチで描かれており、現代人の私たちにも親しみやすく感じられる作品となっています。

彼の晩年の作品には仏教に深く結びついたものが数多く存在します。

1971年には仏教の本場、インドに仏跡巡礼に訪れて仏教のルーツを肌で感じてきました。その経験が最大限に生かされたのがインドブダガヤにある大乗院日本寺の壁画です。

さらに1977年に巴人自ら妻とともに出家し、僧侶となっていることもあり、その後は仏教的テーマや仏伝画も手掛けるようになりました。

僧侶としての修行を通じて得たものと、日本画の技術が融合した精神性の高い作品は彼の晩年の作品の持ち味です。

「岩崎巴人」が手がけた日本画には1枚につきおよそ1,500円から30,000円前後の買取金額がついています。

『岩崎巴人』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

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