種類 | 日本画 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 少し高い~高い | |
備考 | – |
「岩澤重夫(いわさわ・しげお)」は日展・京都展の会場で毎年のように解説を行っていた日本画家です。
彼は1927年11月25日に大分県日田市で生まれました。彼が14歳の時に真珠湾攻撃が起こり、太平洋戦争が始まったことから彼は自ら入隊を志願し、特攻隊に配属されます。
神風特攻隊として多くの仲間たちが死んでいった中で彼は戦闘機のマニュアルを手書きする係だったために最後まで特攻命令が下ることはありませんでした。
このことに対して彼は晩年「死んでいった仲間たちのためにも絵を描くことを神様から命じられた」と振り返っています。
画家になることに対して両親は反対していましたがその反対を押し切って京都市立美術専門学校し、在学中には日展で初入選を果たしました。
ここまで絵画を誰かに教わったことがなく独学で自分の世界を追求していた重夫でしたが、独学に限界を感じて堂本印象に弟子入りします。
日展で初入選を果たして一見順調と思われた彼の画家人生でしたが、それ以来スランプに陥ってしまい、生活も決して楽なものではありませんでした。
しかし33歳の時に『堰』という作品で日展特選に輝いてからは徐々に仕事も増えていき、その生活も安定していきました。
生活が安定していくと次に彼は様々なジャンルの芸術に手を出していきます。歌舞伎座の原画制作や陶芸の絵付けなど、大物日本画家でありながら挑戦する心を常に持ち続けました。
晩年になると一転して水辺の様子や生き物をモチーフとした作品が多く見られるようになります。
これは彼が少年時代に釣りをして遊んでいた時の思い出を描き出したもので、そこには故郷の哀愁が漂っています。
「岩澤重夫」が手がけた日本画には1枚につきおよそ1,000円から40,000円前後の買取金額がついています。
『岩澤重夫』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,骨董品専門業者がおすすめ
日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。
しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。
高く売るには骨董品専門業者が無難です。
2,高額買取りなら2社以上
日本画の査定額は買取業者によって異なります。
ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。
そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。