種類 | 日本画 | |
---|---|---|
レア度 | ||
買取価格 | 少し高い~高い | |
備考 | – |
「吉岡堅二(よしおか・けんじ)」は大正時代から平成時代の初期にかけて活躍した日本画家です。
彼は1906年10月27日に東京都本郷で生まれました。彼の父親もまた日本画家として知られる吉岡華堂であり、日本画にゆかりのある家庭で育った堅二もまたいつしか日本画の道を志すことになります。
本格的に絵を学ぶために野田九浦に弟子入りし、厳しい修行を乗り越えていきました。
この努力が実ったのか、彼の作品は非常に早い段階から認められるようになっています。
まず20歳の時に帝展に出品した『松上白鶴』が初入選を果たすと、なんとその後24歳の若さで帝展特選に選ばれるまでになりました。
20代で帝展の特選に選出されることは大変珍しい事であり、当時の日本画壇においても彼は注目の的だったのです。
彼が日本画壇に残した主な功績は、伝統を重んじる日本画の世界に新しい風を取り入れたことです。
福田豊四郎や岩橋英遠といった仲間たちと共に新日本画研究会を結成し、さらには新美術人協会を結成しています。
当時の日本画の分野では革新運動が起こっており、吉岡堅二はその中心人物の一人として重要な役割を担っていたのです。
彼にとっては新しい日本画の姿を創造することは画家人生における大きなテーマでもあり、東洋画と西洋画をどうにか同じキャンバスの中で描き出そうとする彼の姿は当時の画家たちにも大きな刺激となりました。
実際に西洋にいって洋画の研究を行うなど、熱心な姿勢を生涯持ち続けています。
この様なひたむきな姿勢から、彼は現代において「伝統日本画の亡霊と闘う画家」と呼ばれています。
「吉岡堅二」が手がけた日本画には1枚につきおよそ3,000円から30,000円前後の買取金額がついています。
『吉岡賢二』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,骨董品専門業者がおすすめ
日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。
しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。
高く売るには骨董品専門業者が無難です。
2,高額買取りなら2社以上
日本画の査定額は買取業者によって異なります。
ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。
そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。