画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「加倉井和夫(かくらい・かずお)」は世界中を旅して自らの美を追求した日本画家です。

彼は1919年9月11日に神奈川県横浜市で生まれました。様々な美術品を見ていくうちに美術の世界に興味がわいてきた彼はやがて画家として成功したいと心に思うようになります。

その野望を叶えるために上京、東京美術学校に入学しました。ここで日本画の基本を学んでおり、1944年に卒業しました。

その後第3回日展において『林』が初入選を果たし、日本画家としてその名を知られるようになりました。

戦後間もない日本画壇における彼の活躍は素晴らしく、1952年から1957年の延べ6年間、連続で入選という快挙を成し遂げています。

それに満足せず、1957年には山口蓬春に師事し、さらに修練に励みました。その成果が表れたのが1958年の第1回新日展です。この時『流』という作品で自身初となる特選という名誉を得ました。

さらに1961年にも『路地』で特選を獲得したことで彼の日本画家としての地位はゆるぎないものとなったのです。

一流日本画家としてその名を知られるようになってからも彼は現状に満足する事のない向上心の高い人物でした。

国内ではなく海外に絵画のヒントを求めて旅をし始めたのです。特に1970年代にはヨーロッパや中近東を中心にめぐり、彼の作品に使えるものがないかを模索しました。

彼の作品には世界旅行の影響か、洋画の表現技法が所々で用いられています。

日本画の技法を基礎として用いながらも要所要所で洋画の技法を用いるという独特のスタイルを確立し、見る者を楽しませてくれる作品をつくりあげているのです。

「加倉井和夫」が手がけた日本画には1枚につきおよそ2,000円から30,000円前後の買取金額がついています。

『加倉井和夫』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。