画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「秋山巌」は大英博物館やヴィクトリア国立美術館、イスラエル国立美術館など海外の美術館にその作品が収蔵されている版画家です。

彼は1921年3月21日に大分県竹田市で生まれました。1953年に太平洋美術学校を卒業し、棟方志功や坂本繁二郎といった大物板画家や洋画家に師事して技術を習得していきました。

また、師匠から技術を教わるだけでなく、自らの力で民俗学や陶芸、彫刻、水墨画といった様々なジャンルの学問や芸術についてを学んでいます。

このエピソードは秋山巌の好奇心の高さを示すもので、こうした好奇心があったからこそ他に類を見ない、知識に裏打ちされた作品たちを作ることができたのでしょう。

作品の特徴としては、種田山頭火が作り上げた俳句をテーマとしたものを作ったり、フクロウをはじめとする動物をモチーフとしたりと様々なものが存在します。

『山頭火シリーズ』、『フクロウシリーズ』、『ねこシリーズ』といった作品たちが彼の代表作とも呼べるでしょう。

中には山頭火の俳句とフクロウを同時に描き出した作品も存在しており、彼の魅力を最も楽しめるものに仕上がっています。

人間を描き出した作品もあり、『湯浴び』という作品はお風呂に入っている女性の後姿を描いています。黒を基調として描いているにもかかわらず、女性らしい身体のラインがしっかりと浮かび上がっています。

「秋山巌」が手がけた作品たちには1つにつき1,500円から100,000円前後の買取金額がついています。

彼の版画作品にはいずれも彼のフルネームが漢字で記されています。しかし一部作品のみ「IWAO AKIYAMA」というようにローマ字でサインが施されたものも存在します。

ローマ字で書いてあるからといって偽物というわけではないので安心して買い取りに持って行くことができます。

『秋山巌』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。