画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「酒井三良(さかい・さんりょう)」は大正~昭和期に活動していた日本画家です。

彼は1897年に福島県で生まれました。画家を目指して最初に坂内青嵐に師事しましたが、自らの求めていた絵画との差を感じるようになり、師匠のもとを離れることを決断しました。そして会津へ戻り、彼は独学で勉強をしていきました。

そんな中で彼はある運命的な出会いを果たします。当時日本画家として既に活動していた小川芋銭です。

芋銭は三良の才能をいち早く見出し、彼に院展に出品するように勧めました。これがきっかけで彼は本格的に院展に出品、日本画壇にて頭角を現していくこととなるのです。

その後奥村土牛とも出会っており、芋銭らとともに画家としての人生を歩んでいきました。

酒井三良は日本という郷土の自然を愛し、自らをはぐくんでくれた土地に感謝していました。

そのため作品では地元愛が表れている作品が多く存在します。中でも四季折々の風景を切り取ったかのような日本画には現在も多くのファンがいます。

他にも農村をテーマにして描かれた作品もあり、こちらも素朴な描写が素晴らしい1枚になっています。

代表作である『かまくら』という作品は雪国で作られた鎌倉の中で家族が仲良く過ごしているところを描写した作品です。

薄暗い鎌倉の中にありながらも、その中にいる家族のあたたかな表情が対照的に描かれているのです。

グレーという色を基本としながらも、そこには不思議と温かさを感じることができるでしょう。この作品は多くの人々の心を魅了し、最終的には内閣総理大臣賞を受賞するまでとなったのです。

「酒井三良」が手がけた日本画には1枚につきおよそ4,000円から80,000円前後の買取金額がついています。

『酒井三良』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。