画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「寺島紫明」は明治時代から昭和時代にかけて活動していた日本画家です。

彼は明治25年(1892年)11月8日に兵庫県明石市に生まれました。幼いころから文学をはじめとする芸術に親しむ生活を送っていました。

1910年代に両親が立て続けになくなったことがきっかけだったのか、この頃から彼は文学と決別し、日本画家として生きることを決意しました。

まずは画家を目指すために鏑木清方に師事し、日本画の基本を教わりました。ひたむきな姿勢で絵に取り組んでいた彼でしたが作品が世に出ることはなく、鏑木清方も頭を悩ませていました。

しかしそんな彼の作品がついに世に出るときがやってきます。35歳の時に出品した『夕なぎ』という作品で初めて帝展で入選を果たしたのです。

この入選をきっかけとして彼の作品は少しずつ、人々に受け入れられるようになったのです。

以上のような経歴を持つ寺島紫明の作品を見ていくと、女性テーマとした美人画が多く見られます。

戦後の1955年に発表された『美人』という作品は少女を描いた作品ですが、少女が持つあどけなさと大人の女性になりかかっている微妙な時期を見事に表現しており、そこには大人の女性としての艶やかさも備わっているのです。

色合いも独特で、この作品は全体的に薄い緑色で描かれているため明るい印象を持つことでしょう。

モデルとなった一人の女性とただひたすらに向き合い、女性らしさや女性の持つ柔らかさを最大限に追求していった寺島紫明、その作品には彼の自らの絵に対する真摯な姿勢を感じることができるのです。

「寺島紫明」が手がけた日本画には1枚につきおよそ5,000円から30,000円前後の買取金額がついています。

『寺島紫明』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。