画家種類日本画
レア度
買取価格高い~非常に高い
備考

「小松均」は「大原の画仙」と呼ばれた日本画家です。

彼は1902年1月19日に山形県北村山郡で生まれました。実家はお寺であり、父はそこで住職を務めていました。まだ赤ん坊だった時に父が亡くなってからは伯父のもとで育ち、小学校まで卒業しました。

その後は上京し、書店や洋服屋の店員といった職を転々としながら1920年に川端画学校に入学し、岡村葵園から技術を教わっています。

努力の甲斐あって均は1923年の中央美術展で初入選を果たすと、その翌年にも国画創作協会展で入選しています。この時に土田麦僊にその才能を見出され、麦僊に師事していくこととなります。

さて、彼が題材としたものを見ていきましょう。

彼は1928年から京都の大原に移り住むようになり、そこで見ることのできる風景を数々の作品に残しました。

彼の描き出した大原は実物以上にその魅力を十分に表現しており、いつしか人は小松均のことを「大原の画仙」と呼ぶようになりました。

もう一つ、彼を語る上で欠かせないものが「最上川」を題材とした作品です。

最上川は彼の生まれた山形県を走る川であり、そんな郷土の大自然を彼は描いたのです。

最上川を題材とした作品群は「最上川シリーズ」と呼ばれており、中でも『雪の最上川』という作品では内閣総理大臣賞を受賞しました。

このシリーズを通して彼が描き出したかったのは自らを育ててくれた郷土の大自然、自らの思い出や育ててくれたことに対する感謝だったのかもしれません。

「小松均」が手がけた日本画には1枚につきおよそ5,000円から180,000円前後の買取金額がついています。
彼が得意としていた風景画や水墨画は相対的に高値で取引されています。

『小松均』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

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