画家種類日本画
レア度
買取価格高い~非常に高い
備考

「森田曠平(モリタ・コウヘイ)」は人物画や歴史画を得意とした日本画家です。

彼は1916年(大正5年)4月17日に京都府京都市で生まれました。祖父が美術品をコレクションしていた関係上、小さい頃から美術品に触れることが多かった彼はいつしか画家にあこがれを抱くようになりました。

中学校時代から関西美術院に通っており、ここでデッサンの基礎や油絵をはじめとする洋画の基礎を習得しました。

その後は上京して東京美術学校への進学を希望しましたが生来の身体の弱さがあり、上京を断念、地元の美術学校に通おうとしましたがこちらも結核の再発により断念せざるを得なくなってしまいました。

それでも画家への夢をあきらめることはなく、小林柯白に師事しました。小林柯白が専門としていたのは日本画であり、そんな師の作品を見た曠平は感動し、自らも日本画家を志すようになりました。

もともとの才能の高さゆえか、日本画を学び始めてわずか3年で院展に入選。その年に師が亡くなるという不幸に見舞われましたがその逆境をばねにして1946年から1948年までの3年連続で入選を果たしました。

1946年からは歴史画を得意とする安田靫彦に師事し、新たな日本画の境地の開拓に着手しました。伝統的な日本画の考え方や精神性に基づきながらもかつて自らが勉強していた洋画の技法を取り入れた日本画を展開しています。

特に人物画は日本女性の美しさを根幹に置きながら、洋画の技法を用いることでモダンな雰囲気を演出しています。

「森田曠平」が手がけた日本画には1枚につきおよそ10,000円から500,000円前後の買取金額がついています。

中でも『大原をとめ』に代表される人物画は彼の真骨頂であり、高値で買取りしてもらえる可能性が高くなっています。

『森田曠平』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。