画家種類日本画
レア度
買取価格高い~非常に高い
備考

「梅原幸雄(うめはら・ゆきお)」は東京藝術大学で20年以上教鞭をふるっていた人物で、内閣総理大臣賞を受賞したこともある日本画家です。

1950年に三重県で生まれた彼は、画家を志して上京し、1978年に東京芸術大学の日本画科を卒業しました。初めて入選を果たしたのは1980年の院展でのことです。

ここからしばらく受賞歴はありませんでしたが、1988年に再度院展で受賞したことを皮切りに毎年のように受賞歴を積み重ねていきました。

日本画家として着実なキャリアを積んだ彼は、そのご母校で教授として後輩の画家たちの指導に当たりました。

それでは梅原幸雄の作品を見ていきましょう。

彼の代表作の一つとして知られる『線香花火』は夜の庭を背景に3人の女性が描かれています。女性は3人ともインド人女性だという点が特徴的です。

これは彼がインドに取材に訪れた際に出会った女性たちです。実はこの3人は別々の場所で会っており、一堂に会したことはないとのことです。

また、この構図は彼のお気に入りであり、2016年の作品にも同じ女性たちが登場しています。その際には3人の女性は日本固有の浴衣を着用しています。

また、内閣総理大臣賞を受賞した『白銀の流れ』は182×546cmという非常に壮大なスケールで描かれた大作です。

奥入瀬をモチーフにして描かれてというこの作品は水の流れを正確に描いており、流れる際のスピード感をも感じさせる作品に仕上がっています。

「梅原幸雄」が手がけた日本画には1枚につきおよそ20,000円から130,000円前後の買取金額がついています。

オークションでは彼の素描が5万円ほどで落札されたことがあることからも、彼の人気を垣間見ることができます。

『梅原幸雄』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。