種類 | 日本画 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 少し高い~高い | |
備考 | – |
「大矢紀(おおや・のり)」は現在日本美術院で評議員を務める日本画家です。
彼は1936年に新潟県で生まれました。18歳の頃から大和絵を得意とした前田青邨に師事し、そこで兄弟子として共に学んでいた平山郁夫からも大きな影響を受ける事となりました。
その翌年には院展において『石神井川』で初めての入選を果たすと、それ以後1980年ごろまで毎年のように受賞を重ねていきました。
それだけでなく、内閣総理大臣賞を受賞したこともあり、作品は文化庁や外務省といった公的機関に買い上げされるという名誉を受けています。
現在でも日本橋三越本店に代表される大型デパートで個展やグループ展を精力的に行っており、日本画の魅力を私たちに提示してくれています。
そんな大矢紀の作品の特徴について彼自身が「生命の胎動」をテーマに描いていると述べています。
ここでいう生命とは動物ではなく、植物を指しており、主に雪山や火山といった壮大なものを中心とした山岳風景を得意としています。
外務省買い上げとなった『蝦夷不二』という作品では北海道にある羊蹄山を周辺の木々とともに描いています。
ちょうど羊蹄山の前を雲が横切ろうとしているところまできちんと再現されており、細部まで描きこまれている点は彼の仕事の丁寧さを示していると言えるでしょう。
また、周辺の木々は青々としており、そこには生命の息吹を感じることができます。
「大矢紀」が手がけた日本画には1枚につきおよそ3,000円から70,000円前後の買取金額がついています。
アートプリントの作品ですと数千円という低めの買取金額になってしまいますが、肉筆の日本画であれば10,000円以上の買取金額を期待することができるかと思います。
『大矢紀』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,骨董品専門業者がおすすめ
日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。
しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。
高く売るには骨董品専門業者が無難です。
2,高額買取りなら2社以上
日本画の査定額は買取業者によって異なります。
ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。
そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。