画家種類日本画
レア度
買取価格高い~非常に高い
備考

「松本哲男」は日本美術院で理事を務めたことがある大物日本画家です。

彼は昭和18年(1943年)7月29日に栃木県佐野市で生まれました。他の日本画家たちが10代半ばから日本画の師の弟子入りしている中、彼は高校まで県立高校に通って学問を修めていました。卒業してからは塚原哲夫に師事しています。

2浪という苦難を乗り越えたのちに宇都宮大学教育学部美術科に合格し、大学でさらなる研鑽に励みました。この頃までは彼自身本格的に絵を描くという形ではなく、日本画の道を志すかどうかで迷っていました。

しかし大学を卒業してから赴任した栃木県立那須高等学校で彼の気持ちに大きな変化が訪れます。

那須という地域の自然の美しさに心を奪われ、この景色を作品の題材としたいという思いを強く持ち、日本画に本格的に取り組むことを決意しました。

そんな中でも教師という仕事にも魅力を感じていたのか、1979年までは教師として勤務する傍らで製作活動を行っていました。

日本画に真剣に向き合うようになってからの作品群は非常に評価が高く、『冬山』という作品は1969年の院展で入選を果たし、1974年には『山』で特選という名誉に輝きました。

彼の描き出す作品には山をはじめとする自然をモチーフにしたものが非常に多いのが特徴です。

彼が日本画家を本格的に志すきっかけとなった那須の風景はもちろん、スペインや中国、アメリカ、ネパールといった諸外国にも実際に足を運び、そこで目にしたものを作品として残しました。

実際に描きたいものの中に入り込み、そこの空気感や感触を五感で感じることによって、彼は作中にそれらを描写しようとしているのでしょう。

「松本哲男」が手がけた日本画には1枚につきおよそ20,000円から130,000円前後の買取金額がついています。

『松本哲男』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

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