【川島睦郎】の買取価格、相場と詳細について

「川島睦郎」は京都府を中心に活躍した日本画家です。

彼は1940年京都府で生まれました。運命の導きか、幼少時代に京都が誇る画家たちの作品を見る機会があり、大きな感銘を受けた彼は画家を志すようになりました。

目標に向けての第一歩として京都市立美術大学日本画専攻科に進学した彼はここで日本画の基礎となる技術を学んでいきます。卒業後は下保昭に師事していく中で、己の技術にさらに磨きをかけていきました。

在学中から日展での入選歴を持っており、1976年と1978年の2度にわたって特選にも選ばれていた彼は30代後半にして日本画の世界において頂点を極めたのです。

彼の凄いところはそれで満足することなく、イギリス、フランス、イタリアといった西欧諸国に新たな技術を求めて渡った所にあります。ここではフレスコ画を目の当たりにし、その技術の生かし方などを学びました。

以上のように一度の挫折もなく、日本画家として輝かしい経歴を持つ川島睦郎ですが、彼の描く作品はどのようなものだったのでしょうか？

まずモチーフとしたものですが、風景画や静物画、さらには花鳥画をてがけるなど総じて自然物が多いのが特徴です。

動物を描くことは稀であり、動かず声を発しないものにこそ独特のエネルギーをかんじ、それを作品の中で表現し続けていたのです。

いずれの作品も線はしっかりしていながら、全体を見た時には繊細かつ写実的にみえる描写には定評があり、現在でも多くのファンがついています。

彼の仕事は日本画の世界だけに留まらず、着物のデザインにも挑戦しており、日本画の新しい可能性を探求し続けました。

「川島睦郎」が手がけた日本画には1枚につきおよそ5,000円から65,000円前後の買取金額がついています。

『川島睦郎』を損せず高額買取してもらう方法とは？

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら２社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。