画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「川村曼舟(かわむら・まんしゅう)」は戦前の日本画壇において大きく貢献した日本画家の一人です。

彼は1880年7月9日に京都府で生まれました。京都画壇の中心地であったこの地で生まれた曼舟は幼いころから素晴らしい作品の数々に触れていく中で、その美的感覚を養っていきます。そして自らも絵の道を志すようになったのです。

画家を目指すにあたっては当時すでに大物日本画家として名をはせていた山元春挙に師事しており、そこで日本画の基礎から応用までを一通り学んでいきました。

その時同時に日本画を描く際の精神性も同時に学んでおり、着実に画家としての地力をつけていきました。

22歳の時に出品した1902年の新古美術品展において3等賞を獲得したことがきっかけでその才能を開花させており、それ以後1916年には『竹生島』で、1917年には『日本三景』という作品でそれぞれ特選を獲得しました。

輝かしい経歴を積み重ねていくことによって自身は大物日本画家としてその名を広めていきましたが、彼はそれだけではなく日本画壇に大きく貢献したことでも知られています。

1922年から京都市立絵画専門学校の教授として迎えられ、若い画家たちの指導に当たりました。彼の指導は生徒たちにも人気があり、最終的には同学校の校長を務めるまでになります。

また、山元春挙の弟子となった数多くの人間たちの中でも春挙門下四天王の一人として数えられており、春挙の死後には早苗会を主宰しました。こうして師の技術と伝統を後世にも伝えたのです。

「川村曼舟」が手がけた日本画には1枚につきおよそ10,000円から100,000円前後の買取金額がついています。

特に掛け軸の作者として人気が高く、ものによっては10万円ほどの相場を期待できることでしょう。

『川村曼舟』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。