種類 | 日本画 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 高い~非常に高い | |
備考 | – |
「千住博」は日本画の存在を世界に広めようと努めた現代の日本画家です。
彼は1958年1月7日に東京都杉並区で生まれました。一家そろって多方面で活躍しており、父は工学博士、母はエッセイスト、弟は作曲家、妹はバイオリニストとしてそれぞれ才能を発揮しています。
中学校時代の彼は美術部に所属していましたが、これはあくまでも趣味であり、画家になろうという思いは持ち合わせていませんでした。
しかし高校時代、偶然目にした日本のグラフィックデザインに大きな感銘を受け、それから芸術系の道に進むことを決意しました。
大学を首席という優秀な成績で卒業した彼ですが、ここでスランプに陥ります。
風景画をよく描いていた彼ですが、東京生まれの東京育ちであったために「風景=ビル街」という先入観を持ってしまっており、自身で何を描いたら良いか分からなくなってしまったのです。
長きにわたるスランプを脱却させたのは溶岩が海に流れ出すという自然の神秘を目撃したことでした。
この美しい風景を『フラットウォーター』という作品におさめました。これはアメリカでも大変好評であり、地元の美術史の表紙を飾っています。
もう一つ、彼らしいエピソードを紹介しましょう。彼の名前の「博」という字にある右上の点は2009年まであえて書かずに表記していました。
これは自らがまだ未完全な存在であることを示すもので、現代美術界の巨匠の立場にあってなお向上心を失っていなかったことを示しているのです。
2009年に京都造形芸術大学の学長として多くの生徒を教育する立場になったことをきっかけに普通の文字に戻しました。
「千住博」が手がけた日本画には1枚につきおよそ2万円から400万円前後の買取金額がついています。作品により価値が大きく異なっています。
『千住博』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,骨董品専門業者がおすすめ
日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。
しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。
高く売るには骨董品専門業者が無難です。
2,高額買取りなら2社以上
日本画の査定額は買取業者によって異なります。
ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。
そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。