画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「石崎光瑤(いしざき・こうよう)」はおもに大正~昭和のはじめにかけて活躍した日本画家です。

彼は明治17年(1884年)4月11日に豪商だった両親のもとで生まれました。実家が裕福だったこともあり、やりたいことをやらせてもらっていた光瑤は幼いころから絵の才能があったため、当時金沢に住んでいた山本光一に師事しました。

光瑤自身絵を描くことが大好きであり、当時は金沢の各所を巡って風景などを描いていました。

19歳の時からは京都にいた竹内栖鳳に入門し、己の技術と精神性をさらに高めていきました。

そんな彼が画壇に登場するようになったのは大正元年からで、文展に『薫園』という作品で入選を果たします。それ以後文展と帝展に精力的に作品を出品していき、自らの世界観を世に伝え続けました。

石崎光瑤が最も得意としたものは鳥や花をモチーフとした花鳥画です。突出した写生力と、豊かな色遣いに裏打ちされた作品の数々は装飾的で鮮やかの一言に尽きます。

彼の代表作の一つである『燦雨』は彼がインドに行ったとき目にしたものをまとめた集大成と呼べる作品です。

日本にはないインドの熱帯風景を、鮮やかに描いています。この絵を見て若き日の上村松篁は「こんな絵を描けるようになりたい」、と語ったと言われており、後に活躍する日本画家にも影響を与えました。

この作品は、第1回の帝展で特選を受賞している名作です。

「石崎光瑤」が手がけた日本画には1枚につきおよそ10,000円から50,000円前後の買取金額がついています。

20年間にわたって京都市立芸術大学で教鞭をふるい続けていた彼の日本画は今を生きる日本画家たちにも深い感銘を与え続けており、その価値は高いと言えるでしょう。

『石崎光瑤』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

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