画家種類日本画
レア度
買取価格高い~非常に高い
備考

「西山翠嶂(にしやま・すいしょう)」は明治時代から活躍し始めた日本画家で、日本美術界に大きく貢献した人物です。

彼は1879年(明治12年)4月2日に京都府で生まれました。本名は卯三郎といい、小さい頃から画家を志していました。

14歳ごろから竹内栖鳳に師事し、日本画とは何たるかを学び、その基礎力を養いました。その後も京都市美術工芸学校へ進学し、その道をさらに究めようと努力を続けています。

彼の才能は早い段階で見出されており、『広寒宮』という作品が第1回文展で3等賞という名誉を獲得しました。

その後に出品した作品も入選や特選が多く存在し、当時の日本画壇において非常に大きな存在へと成長していきました。

中でも特選を3回連続で獲得するという点は今現在まで続く美術界の歴史を見ても快挙と呼べるもので、彼の実力を示しています。

西山翠嶂自身が西山翠嶂の強い影響を下にあったため、風景画や花鳥画、動物画など様々な作品を手がけましたが、最も得意としていたのは人物画でした。

師匠の技法や表現法を踏襲しながらも彼独自のモダンな雰囲気を醸し出しており、この味わいは彼だからこそ表現できたものなのです。

画家として成功者となった彼ですが、当時の美術界を担うものとしての使命感に燃え、青甲社という画塾を主宰しました。

ここでは彼が絵を描く際の技法を中心に指導し、堂本印象をはじめとする有名な日本画家を多数輩出しました。

亡くなる前まで芸術院会員選考委員などの役職を複数兼任し、日本画界の発展に寄与した功績が認められ、彼が亡くなってから正三位というくらいをもらい受けました。

「西山翠嶂」が手がけた日本画には1枚につきおよそ10,000円から150,000円前後の買取金額がついています。

『西山翠嶂』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

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