画家種類日本画
レア度
買取価格高い~非常に高い
備考

「福田平八郎(ふくだ・へいはちろう)」は大正時代から昭和時代にかけて活躍していた日本画家です。

1892年2月28日に大分県で文房具屋の息子として生まれた彼は、子どもの頃から絵を描くのが大好きな少年でした。その一方で数学は非常に苦手であり、落第してしまうほどでした。

中学校を卒業すると、本格的に絵画の勉強をするために京都市立美術工芸学校に入学します。

この頃から早くも彼の才能はその片鱗を見せ始めており、卒業制作は学校に買入れされるほどでした。

1919年に開催された第1回の帝展では『雪』で入選を果たした彼は、それ以降数々の賞を受賞し、その名前を全国にとどろかせていくこととなります。

第3回の帝展においては『鯉』で特選に選ばれ、その作品は宮内庁によって買入れされています。

これをもって、まさに名実ともに日本を代表する日本画家になったと言えるでしょう。

1961年には文化勲章を受章し、文化功労者にも選ばれています。

そんな彼の作品には「水」を題材にしたものが数多く見られます。生涯通じて水の動きなどを表現することを追求しており、池の表面に写る水面を描写した『漣』は彼の代表作品の一つです。

また、素晴らしい視点や観察眼を持っており、モチーフが持つ美しさを克明に描き出すような表現は彼の作品に共通する特徴と言えます。

彼の作り出した数々の作品はいまだに人々の心を魅了し続けており、各地の展覧会などで見ることができます。

「福田平八郎」の描いた日本画には1枚につきおよそ10,000円から200万円程度の買取金額がついています。

彼の作品は非常に評価が高く、掛け軸がオークションに出された際には150件以上もの落札の結果、約14万円で落札されました。

『福田平八郎』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。