画家種類日本画
レア度
買取価格高い~お宝級
備考

「福王寺法林」は主に昭和時代に活躍した日本画家であり、「ヒマラヤの画家」とも呼ばれている人物です。

彼は1920年11月10日に山形県で生まれました。8人兄弟の長男として生まれており、1人の姉と6人の妹という女系家族で育っていきます。

6歳の時に父親と猟に出かけた出かけた際に銃が暴発し、左目を失明してしまう不運に遭いながらも彼は生きる希望を失わず趣味である絵を描き続けました。

画科を目指して16歳で上京したものの、その直後に太平洋戦争が起こり招集されてしまいます。

そして終戦後になって日本に戻ってきた彼は本格的に画家としての活動をスタートさせました。1949年の院展で初めての入選を果たすと、そこから彼の絵画はだんだんに世の中に人々に受け入れられるようになったのです。

さて、そんな彼の作品の特徴は「モチーフが持つ空気感や雰囲気を描いている点」が挙げられます。

多くの画家たちが対象となるモチーフそのものを写実的に描いているのに対し、法林の作品では対象物がまとっている空気感に重きを置いており、この傾向は彼の生涯を通じて見られるようになります。

もう1点、彼を語る上で忘れてはいけないのは「ヒマラヤ」です。山に囲まれた環境で育った彼は幼いころから山への関心を強く持っていました。

その中でも世界最高峰と言えるヒマラヤ山脈への憧れはひときわ強くいつかそれを絵にしてみたいと考えるようになりました。

彼は実際に何度もヒマラヤ山脈に足を運び、自らの目でその姿を確かめ、空気感を肌で感じることによりいくつもの素晴らしいヒマラヤ作品を世に送り出しました。

「福王寺法林」が手がけた日本画には1枚につき15,000円から700,000円程度の買取金額がついています。

『福王寺法林』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

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